南天 Written by 楠見 優太

巡り巡って

教養

 私の住んでいるすぐ近くに、「新川(しんかわ)」という川があって、鯉がたくさんいます。

 あくまでも、私の主観的なことなのですが、鯉にたくさん餌をあげると、数日後にお客さんからの予約をいただいています。

 私が頻繁に餌をあげているというから、偶然ではないよと思われるかもしれませんが、私は鯉に餌を挙げたから、予約をいただいたようにしか思えません(まずは、予約をしていただいた方へ感謝を申し上げます。)。

 国家公務員時代は、仕事があって、収入があって当たり前だったので、私自身、人・霊長の感が鈍っていたのでしょうが、現在は、自然の流れと一体というか、因果応報というか、風が吹けば桶屋が儲かるというようなことを強く実感しています。

 もちろん、鯉に餌をあげたからといって、鯉がどなたかの指を操作して、私のウェブサイトから予約をするようにいるわけではありません。

 予約をいただいたお客様に、恐縮ですが、私が思うことを申し上げれば、慶応義塾大学の先生が唱えられている意識受動仮説においては、人は意識する前に動いているので、つまり、何者か(私が思うに究極的な実存)の影響を受けて動かされていると考えられるわけですので、わかりやすく言えば、鯉に餌をあげれば、それを見ていた(わかった)お天道様が、「しょうがないな~。あいつ(私)がCS60の施術できるようにお客さんを手配してあげようかな」と便宜を図られたとしか思えないのです。

 森羅万象、巡り巡って来るわけですので、自分の日々の言動を大切にしていきたいと思います。